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自転車のタイヤの話題。意外性のないみんなが使っている良タイヤ、それがGrandPrix 4000S II

Continental GrandPrix 4000 II このタイヤはレース用クリンチャータイヤのなかでもしかしたら最も人気があり、みんながわりと使っているタイヤなのかもしれない。 だからこそ意外性がなく、このタイヤと比べられてしまうのではないだろうか・・・・? ...

2014年3月13日木曜日

久々の更新です。

皆さんはベルベット・キスというコミック作品をご存知だろうか。
すまない。皆さんではない。
青年域である人たちと、その手のことに興味のある人たちだけに絞る話になってしまう。
結論を先に言う。
レビューよ、本当にありがとう。


結論がそれかよという突っ込みは口の中に押し戻して胃の中で消化していただくとして、この作品は簡単にあらすじを、ざっくりとさらっと話すと、新人会社員にツキが回ってきて人生ばら色となるはずだったのが、多額の借金の保証人となってしまっていた。で、借金チャラにしてもいいよっていう代わりに社長の娘と「友人」になれよと。その娘が無表情でサドッ気があったビッチで、友達も成金族ばかり。もちろん、カネが有り余ってる友達の中に借金抱えたままで居座らされるのは心地が悪く、反論したり、どうせ上辺だけなんだからといってみたりして自己嫌悪する主人公。で、この主人公にいろいろと開発されることにより、表情がゆたかになった。もちろんカネのための付き合いと考えてた主人公が社長代理が手薬練を引く策略の渦にはまっていたということで、会社関係も友人関係もズタボロに。そこからのどんでん返しと、その娘の裏がたった数ページで語られるというエロシーンをすっ飛ばしてあらすじを理解しようと必死になってしまう。

ちなみに、どれくらいエロ要素があるかっていうと、ヤってる描写がだいたい1話に対して2回。それ以上のことも。
実際の会社員がこんなに女遊びができるわけがないんだが、それはおいておくとして。
はっきりいって、エロシーンがおまけ。本編は完全にキモチをわかってあげられない主人公と、その主人公の気持ちが痛いほどわかる状況になってしまうほど主人公が貧窮、疲弊していく姿が描かれている。その中でも無表情で、世間に関心がなかったお嬢様がいろいろと変わって行くのは斬新で面白い。
もちろん、最近の作品に良く見られるパンチラ、パンモロじゃなくて、普通にそのへんで夜のボクシングをしてしまうのが逆に清清しい。パンチラパンモロにするくらいならそういうのがないとダメなんだよって今の作者に教えたい。

そして、全4巻のこの作品だが、意外とサラット読めてしまう。エロシーンが多いのだがなぜかエロに集中できない。エロよりもこの物語としての全体像をはやく理解したいという気持ちが出てくる。
それがページを開くのを加速させてゆく。
最近のドラマで言えば半沢並(いやそれ以上だ)のどんでん返しがおこるのだが、いかんせんエロが多いのでなんともしがたい。
けれど、重要なのはエロのシーンでもある。エロというよりただのヘンタイプレイ集なのだが、プレイの内容ではなく、会話が重要なのだ。そしてその会話とその態度の変化が背景描写につながっていることがエロシーンのなかで抽出すべき重要な場面である。
エロがいやだからといって読み飛ばすことはできないが、絵に集中することもできないのである。(いじらしい)

と、勝手に評価をしてから結論に至る経緯に移る。

レビューというのはその人個人個人の想いや感想などがあり、内容をある程度言及してしまっていたり、妙にキャラに感情移入してみたり、製品であれば、不具合がどうのや、すばらしいの一点張りで第三者視点のレビューは砂の中の一粒にすぎない。
ましてや的確なアドバイスや使い方、読み方、どうして自分が薦めるかなどが詳しく・かつ的確に短い文章で書いているものなどはあってないようなものだ。
今回のレビューで一番参考になったのは、”私はメインの登場人物たちの関係を純情だと考える!”とはっきりと書いてあるレビューだった。(これは私がレビューを読んで理解した意味だが)
一般の人なら、だいたい1巻を読んだときにおもうのは、「なんだただビッチの相手をしろっていうことか」という感想だろう。実際そうなのだろうが、この娘はただのビッチではないのだ。それは3巻まで読むとわかってくる。
それを購入する前のレビューから、ビッチ系エロ本に対して”純情”という似合わないことが書いてあるのだ。純情といったらなかなか伝えられない想いとか、相思相愛なのにうまくいっていないだとか、そういう話だろうと。
本を買ってみると吃驚仰天レベルでビッチだから、それを確認するまで読んでしまう。―そして確信した。
「この本はたしかに純情だ」

次の一言がこれである
「このレビューは仕事をしている。すばらしい。こんなに読みたくなってしまうレビューはなかなかない。レビューよ、本当にありがとう。」

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