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2017年11月13日月曜日

医療職とサービス業の思考の違い1

シリーズ化する気はありませんが、なんだかんだ違うので違うところを見つけたら書いていこうかなっていうあれです。



最近よくサビ業界の中のIT関係の人たちと話すことがあるのですが、会話の中の目の付け所が違うことが多くて話してて面白い。で、その違いを見出そうとしてみようかなと。
今は経営のなかに医療経営という部門があるくらい医学界も経営に熱心です。ですが、医学を知らない、根っからの経営、ひいてはサービス業界とは根本的に考え方が違うところがあるなぁと言うことで、どんな違いがあるのかちょっとまとめてみました。



○サービス業(経営)のPDCA
企画倒れするまで。大まかなものとなると四半期ごととか対企業・対サービス毎に実行。基本はチームごとにPDCAがある。問題が起きたときごととか、使用者次第という面もある。

○医療職のPDCA
患者ごとに。それぞれの職が各自で。加えてチーム全体のPDCAサイクル有。患者がが死ぬまで。死んでも家族に対するケアはあるのでそのケアが終わるまで。現在の共通認識である。

→ここから分かること
同じPDCAサイクルという括りのなかでは思考としては一緒だが、スパンもフェーズも違う。なので、医療職者がサービス業に転向してPDCAの思考でやろうとすると早すぎる面がある。逆の場合はプラン設定期間が短すぎて初めは混乱する可能性あり。

○医療職のSOAP
記述法式。ケアごと、施術ごと、問題や特筆すべきことがあればSOAPで記述。PDCAのCに入れ込む。
医学のSOAPは
Subject date
Object date
Assessment
Plan
の欄があり、記述する。


○サービス業のSOAP(表記ゆれ)
繁華街にかならずあるあれ。男性が主に利用する。


○ITのSOAP

Simple Object Access Protocolの略といわれていた。
今はREST(WebAPI)が多く使われてる。
夜のSOAP(表記ゆれ)も利用されている。

→ここから分かること
SOAPという略語は存在するがまったく異なり、患者という相手との問題(看護・医療問題)を解決するための物だったり、プロトコルだったり、いろいろだった。業務の引継ぎなどでは一定の記述方式はないので、医療職が一般職に転向すると”引継ぎ”という言葉で翻弄されそうである。

参考
https://qiita.com/Urushibara01/items/f19a9489c08313b9fdde
https://ja.wikipedia.org/wiki/SOAP_(%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AB)

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