名古屋で数日を過ごして、帰宅するという段になったあるひ。
そろそろ帰るかと思い、台風が近づく中終電間際の駅にはこんなアナウンスが流れていました。「名古屋線全線強風により運転見合わせ」
帰る手段がないということで困った私は車をレンタル。そのそのくるまがこのプレミオだったわけです。
T26型中期モデルFパッケージと思われます。
このプレミオ、5ナンバーの中では最大限にストレッチしてあり、後部座席空間も非常に広々としており、5ナンバーセダンの中では一番上質だとおもいます。車内の静粛性は高く、この暴風雨の中でも直接吹き付ける雨音以外のロードノイズはほぼきこえませんでした。また、名古屋のあのコンクリート路面を走り抜けましたが、振動吸収性もよく、タイヤ幅が小さいにもかかわらず跳ね上げのような気になることが一切ありませんでした。LED化される前のモデルですが、背面の視認性は街中でも高速でも追突されない安全性があるのかなと少し思います。ラゲッジルームはトランクスルーにできることもありとても広々。マッドフラップも標準搭載だそうで、路面のヨゴレを車体にそこまで残さないかんじで返却できましたね。プレミオの名に恥じないガーニッシュの使い方をされています。
後ろから見ても分かるように、貫通視認性(勝手に呼んでる)は街明かりがあるときはそこまでないかな?少し近づくと5ナンバーとは思えませんが、3ナンバー車と比較すると幅が小さいのがわかります。でも、後部座席、助手席、運転席ともに乗り降りはしやすく、高齢になってもこの車であれば問題なく扱えるのではないかと思いました。
また、このレンタカーのグレードにはプラズマイオンクラスターが搭載されていて、前の人の匂いが気にならないという特徴もありました。(汗臭いのも消えたかもしれない)
ハンドルは上半分だけウッドハンドル仕様。また、このハンドルの特徴は、体が圧迫されているときに下の部分が曲がるということでしょうか。
実は運転席だけ電動シート。
シフトノブの位置もプリウスとはちがい、運転者が体勢を変えず操作しやすいように手の届く場所に配置されていました。(kindleで撮影のためブレブレ..)
ほんっとにメーター類みやすい。エンジンカーだと分かりやすい仕様で、標準的なものかなと。ハイブリッドカーがインパネのメーター類に懲りすぎてみづらいだけなのかもしれませんが。フォグランプが標準搭載のため、台風や濃霧といった白線が見えにくい状況になったときにも視界確保がきちんとできます。操作感覚ですが、車重が重たく、ホイルベースも長くなりがちな3ナンバー車と比べるとやはり軽く運転ができる車でした。ですがアクシオのような5ナンバーの中でも軽い車と比べると、ホイルベースが少し長く、重たいために普段感覚では曲がれないかもしれません。
ただし静粛性や乗り心地は格別に上ですので、普段使いだけでなく長距離旅行でも便利だと思います。
マップランプはありませんが、ライトを点燈させると、室内灯のわりには穏やかな光で、かつ視認性がいい感じになりました。サンバイザーの鏡を開けると、上に取り付けられているランプが点燈して手元の明かりとしても使うことができます。
けっこう重ためなボンネットを開けまして。。
年式が古いから、埃が目立ってしまいますね・・・エキマニから想像するに直4でしょうか?左右のヨーイングが少し強く感じるのも頷けますね。余剰空間がわりとあるのでメンテナンスしやすそう。T製品はカバーをつけてたりつけてなかったりしますがこちらはきちんとおおってありますね。
車をレンタルする前はこんな生憎の天気でしたのにね!
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